渡り鳥など観察 児童ら自然環境学ぶ

海辺で餌をとる渡り鳥を観察する児童ら=16日午前、石垣市真栄里
2017年度こども博物館教室の第7回講座「野鳥観察」が16日、石垣市内で行われ、小学5年生31人が参加した。児童らは海辺や河川で双眼鏡をのぞき、渡り鳥のほか在来の留鳥を観察、島の自然環境について学んだ。 午前中は真栄里海岸で、干潟に集まるキョウジョシギやハマシギが、岩場に生息するカニをついばむ様子が見られ、児童らは鳥の色や大きさなどの特徴をシートに書きとめていた。この後、石垣ダム、名蔵アンパル、名蔵シーラ原でカモ類やカンムリワシを確認した。 参加した仲松優助君(11)=八島小=は「こうしてじっくり観察したことはない。よく見ると、小鳥たちはどこに行くにも集団行動をしてることに気が付いた」と感想を話した。 佐野清貴さん、小林孝さん、江川義久さんの3氏が講師を務め、双眼鏡をのぞく児童らに鳥の名称や特徴を説明した。
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