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長野日報社

茅野産そば焼酎 商品化に向け試作 市農技連と戸田酒造

茅野市産ソバを使って試作した「茅野そば焼酎」(仮称)。地元の戸田酒造などと連携して商品化を目指していく

茅野市農業技術者連絡協議会(事務局・市農業支援センター)は、「ダイヤ菊」醸造元の戸田酒造(同市ちの)に依頼し、同市産のソバを使ったそば焼酎を試作した。芳醇な香りとまろやかな味わいが特徴で、市農技連構成団体のほか、生産者やそば店などからも感想や意見を寄せてもらい、改良を重ねて同社からの一般販売へつなげる考え。茅野市産ソバのさらなる生産振興やブランド化を目指す。

推奨品目のソバの栽培面積は右肩上がりを続け、同センターによると、今年度の市内の刈り取り面積は191・9ヘクタール。15年前の5倍近くに達する中、新たな活用や名産品づくりを模索し、そば焼酎の試作が持ち上がった。

2019(令和元)年の秋に収穫した茅野市産の玄ソバ315キロを県内の製粉会社で醸造用に加工。続いて、戸田酒造がソバと国産のコメを原料に仕込んでアルコール度数25度の「茅野そば焼酎」(仮称)をつくり、720ミリリットル瓶にソバの白い花をあしらった試作のラベルを貼った。

市農技連は、市やJA信州諏訪、県諏訪農業農村支援センターなどで構成する。今後は市そば生産者協議会、そば店などでつくる八ケ岳蕎麦切りの会にも呼び掛けて、味やデザインなどについて意見を寄せてもらう。早ければ、御柱年でもある22(令和4)年に商品化したい考え。同センターは「茅野市は県内有数のソバの産地。将来的にはふるさと納税の返礼品にも加えていければ」とする。

試飲した八ケ岳蕎麦切りの会の宮坂新一会長=勝山そば店=は「癖がなく飲みやすい。ほんのりした甘みも楽しめる」と感想を話し、「自然豊かな茅野市で栽培されたソバの焼酎 。キャンプで飲んだり、まきストーブの火を見ながら楽しんだりと 、茅野ならではのシーンが広がっていけば」と期待を寄せている。

試作品の詳細は、茅野市農業支援センター(電話0266・72・2101)へ。

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