諏訪湖所々で解氷 プラス気温今季初測定

雨が降る中、湖面の氷には大きな亀裂が入っていた=23日午前6時54分、諏訪市豊田の舟渡川河口近く
諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市)の宮坂清宮司(70)らは23日朝、同市豊田の舟渡川河口近くで今季初のプラス気温を測定した。5日以降、湖面の観察を毎日続けているが、これまで気温はすべて氷点下。この日は雨も降りしきり、前日までほぼ全面結氷していた湖面が、所々で解氷した。
傘を差した宮坂宮司や氏子総代らは午前6時半ごろ、温度計で気温1.1度、水温1.3度を測定。一夜氷は確認できず、岸辺の氷の厚さは2.5センチほどだった。目視では広い範囲を氷が覆っている様子だが、前日に比べて薄くなり、岡谷市湊の辺りは氷が張っていないことも双眼鏡から見られた。
朝の観察時では今季初の雨。周囲の山々が隠れるもやがかかった。宮坂宮司は「非常に氷が薄くなっている。厳しそうな湖面の表情」とし、「自然は計り知れない。(御神渡りの出現を)祈るしかない」と願った。
長野地方気象台によると、23日午前6時の諏訪の気温は平年より7.4度高い2.4度で4月上旬並み。午後5時現在、同日の最高気温は3.5度だった。24日の諏訪の予想最低気温は平年より6度高い氷点下1度で、雪が降る予報。
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