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荘内日報社

自分たちの将来託せる候補は 庄農高1年生が知事選の模擬投票

 鶴岡市の庄内農業高校(加藤千恵校長、生徒156人)で21日、県知事選(24日投開票)をテーマにした主権者教育の授業が行われ、1年生が選挙の仕組みや実際の2候補の政策を学び、模擬投票を体験した。

 主権者教育は、社会の構成員として主体的に地域の課題解決などに関わっていく力を養うもの。今回は、国語科の佐藤忠教諭が「国語総合」の一環で初めて企画。午前に食料生産科32人、午後に食品科学科の21人が学んだ。

 午前の授業では、佐藤教諭が「2年前の参院選の投票率は、県全体は全国一(60・74%)だったが、10代は36・33%と低かった」「今回の知事選では新人の大内理加氏と現職の吉村美栄子氏が立候補している」など説明。生徒たちは、子育て支援や農業振興など両候補の政策に関する新聞切り抜きを読んだ後、どちらを支持するか投票用紙に名前を書き、教卓に置かれた投票箱に入れた。

 渡邉孝晟さん(16)は「将来は就農するが、農業は高齢化が進んでいる。若い農業者が増え、地域の経済が良くなりそうな人に投票した」、齋藤朱葉さん(15)は「将来、子どもができた時、より暮らしやすく、みんなが『山形は良いところだ』と思える県になるかどうかで判断した」と話した。

 佐藤教諭は「多くの情報が出ている今が一番関心を持ってもらえるはず。本校の卒業生は7、8割が県内に残るため、投票権を持つ前から身近な政治のことを考えてもらえたら」と語った。開票は、実際の知事選の開票後に行うという。

模擬投票を行う庄内農業高の生徒たち

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