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釧路新聞社

火発騒音、協定値の範囲内【釧路】

本稼働から約50日が経過した釧路火力発電所

釧路市は19日、昨年12月4日に本稼働を始めた「釧路火力発電所」の騒音測定調査結果を公表した。敷地境界2地点において、四つの時間帯で行われた調査では、いずれも市と同火発が締結した「公害防止に関する協定書」が定める協定値の範囲内に収まった。       市職員による初の騒音調査は、本稼働開始から4日後の12月8日に実施。同火発敷地北側に隣接する①興津通り側と、西側に隣接する②市営住宅側に騒音計を設置し、朝(協定値65デシベル)、昼(同70デシベル)、夕(同65デシベル)、夜(同60デシベル)の4回測定した。

 測定結果は①が朝(午前7時)52デシベル、昼(同10時55分)57デシベル、夕(午後7時3分)53デシベル、夜(同10時5分)52デシベル、②が朝(午前7時23分)61デシベル、昼(同11時10分)61デシベル、夕(午後7時19分)60デシベル、夜(同10時25分)60デシベルと、いずれも協定値の範囲内だった。

 同火発では試験運転中に複数回騒音の発生があったが、市や地域住民に対して「試験運転特有の事象であり、本稼働後はこのようなことはない」と報告。市によると、防音カバーや消音器の設置、構内レイアウトの工夫をはじめ、現在は遮音壁の設置工事を進めるなど徹底した騒音対策に力を入れており、本稼働後に地域住民から苦情は寄せられていないという。

 市と同火発は昨年3月27日、順守すべき値や双方による定期的騒音測定の実施などを規定した「公害防止に関する協定書」を締結し、騒音をはじめとするさまざまな公害の防止に努め、地域住民が安心して暮らせるように対応することが定められている。市環境保全課は「協定に基づいて毎年度2回程度、定期的に測定調査を行い、結果については釧路市環境白書で公表していきたい」と話していた。

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