上士幌・糠平湖に「冬の芸術」 アイスバブル

凍った湖上に出現したアイスバブル
全面結氷した上士幌町の糠平湖上で冬の風物詩となっている自然現象「アイスバブル」が、今年も発生している。
アイスバブルは、湖底の有機物が分解されるなどして発生したメタンが湖面付近で氷に閉じ込められる現象。ワカサギ釣り客が多く訪れ、五の沢湾内で見られる。現在は20センチほど積雪があるが、スコップで雪を取り除くと、氷の中に連なる気泡が見られる。
上川管内東神楽町から訪れた友田智美さん(45)は「透き通る氷と白い気泡がきれい」と見入っていた。
NPOひがし大雪自然ガイドセンター代表理事・河田充さんは「昨年は不作だったが、今年は例年通りの発生状況。ガスの発生が多い場所は、湖面が凍らず穴が開いている所もあるので注意してほしい」と話している。
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