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荘内日報社

どんな三川町に アイデア提案

 三川町役場で14日、小学生と町議会全10議員の懇談会が行われた。例年は横山、東郷、押切の町内3小学校の児童代表が実際役場を訪れているが、新型コロナウイルスの感染拡大もあって、児童たち計17人はそれぞれの小学校からウェブ参加となった。

 「三川町をどんな町にしたいか?」では、子どもたちは昨年7月下旬の豪雨で床上浸水の被害が出たことが大きなショックだった様子。県内で唯一すべて平地の自治体だけに「赤川の堤防の高さを上げるべき」との意見が出た。横山小は6年生の修学旅行で宮城県南三陸町を訪れ、海岸線の大規模なかさ上げを見学してきただけに、水害防止のため堤防の高さに言及した。

 議員を代表するように答弁したのが志田徳久町議。「南三陸町で学んだことを基に三川の安心、安全につなげようという意識は素晴らしい」と称賛した上で、赤川の管理は多くを国が行っていること。かさ上げより、川幅を広げることで流れを緩やかにし、水害被害がないよう長年工事を行ってきたことを説明。また今後も河川改修を行い、水害に備えていくことを話した。

 一方で川の水位に関しては「監視カメラを設置すべき」という意見が各小から出て、鶴岡市との境の蛾眉橋では既に設置されていることなどが説明された。

 また「活気あふれる住みやすい町にしたい」という意見の中では新商店街をつくり、町のマスコット「みかわん」のキーホルダーやふりかけ、さらにはTシャツを作り、盛り上げてはというアイデアの際、かわいい自作イラストを提示した児童もいた。

 この懇談会は2012年から行われている恒例の催し。本来、昨年内に予定されていたがコロナ禍のため、いったん中止が検討された。ただ各校とも懇談会に向けての校内の話し合いが進んでいたことでオンラインでの開催となった。

みかわんのイラストを描いてTシャツ制作を提案した児童(ウェブ参加)もいた

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