マキバタヒバリ ごくまれな野鳥飛来 田んぼで一休み

全国的にも非常に珍しいマキバタヒバリ=5日午後、市内の田んぼ
国内では非常に珍しいマキバタヒバリ(セキレイ科)1羽が5日、石垣市内の田んぼで観察された。石垣島への飛来は公式な記録では初とみられる。
マキバタヒバリは全長約14㌢。ヨーロッパ北部から西シベリア北部、アイルランドなどで繁殖し、冬はアフリカ北部からヨーロッパ南部、中近東などへ渡り越冬する。
日本では迷鳥として1997年に福岡県で初めて記録された。
冬鳥として八重山に渡ってくる同じタヒバリ属のタヒバリやムネアカタヒバリに酷似するが、体の色がほかの種より明るくオリーブ色がかり、胸の縦斑が丸みを帯びることなどから識別できる。
マキバタヒバリは、タヒバリやツメナガセキレイなどの群れとともに稲刈りが終わった田んぼでエサとなる小さな虫などをついばんでいた。
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