波照間島走ろう会 新春の島を一周 それぞれのペースで爽やかな汗

5歳から60代まで70人余が参加した「第21回島一周を走ろう!」=2日、波照間島

参加者を励ますすむづれの家のお年寄りたち=2日、波照間島
【波照間】正月恒例の波照間島走ろう会主催「第21回島一周を走ろう!」が2日、晴天下開催された。今回はコロナウイルス感染拡大防止対策として、出場者を島民に限定し、初参加の5歳児から60代までの走者とスタッフ合わせて70人余りが参加した。今年もボランティアとして、すむづれの家のお年寄りたちが給水を担当し、沿道で声援を送った。
コースは、波照間駐在所前を発着点に一周道路を走る10㌔。新春の風を受けながら、全員完走を目指しそれぞれのペースで走った。女子高生のランナーは「走り始めて間もないけど、力を試すいい機会になり、完走もできて良かった」と話した。父親と初めて参加し乾燥した大沢壮介君(5)は「疲れた」と言いながらも、閉会式後も元気よく走り回っていた。
今年は、これまで培ってきた高校生の走りを後輩たちに見せようとサプライズを企画。慶田本碧君(那覇西2年)と全国高校駅伝大会で北山高校のアンカーを務めた大仲竜平君(2年)の2人が十分遅れでスタートし、これまでに無い記録でゴールした。中学生は「走り方が違う。速くて一瞬で追い越され、跳ねるように消えていった」とすごさに感動していた。完走後は、差し入れがたくさんあり、子どもたちはいつものアイスクリームには満足していた。(波照間通信員)
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