全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

北羽新報社

塩蔵山菜が需要期、能代山本の直売所にぎわす

塩蔵山菜が豊富に並んでいるグリーンぴあ


 能代山本で、塩漬けしていた山菜が需要期を迎えている。産地直売所では、塩抜きしたエニョ(エゾニュウ)やワラビ、フキなどがこの時期の看板商品の一つとして豊富に並び、消費者の関心を集めている。三種町では郷土食「きゃのこ汁」(「けだて」などとも言う)の材料として活用されており、産直会員が冷たい水に耐えながら塩抜きするなど、手間と愛情を込めながら販売している。

 山菜の宝庫で、豊富な種類が採れる能代山本地域。昔から冬場の食材として使おうと、春に採った山菜や秋のキノコを塩漬けして保存しておく知恵が残っている。産直の店頭では、冬場を中心に塩抜きした山菜が看板商品の一つとして並ぶようになる。
 三種町鹿渡のグリーンぴあではベテラン会員の女性5、6人が塩蔵山菜を販売しており、年末から品ぞろえが豊富になった。現在は塩抜き済みのフキやエニョ、ワラビなどが棚いっぱいに並んでいる。各山菜を切って混ぜ合わせた「山菜ミックス」もある。
 同店によると、塩蔵山菜は油炒めや煮付けはもちろんだが、琴丘地域では郷土食「きゃのこ汁」の材料に使われる。妻や母親など女性たちが体を休ませられるよう大量に作っておいて小正月に食べる料理。煮干しや昆布でだしを取った後、塩抜きした山菜やジャガイモなどを入れて火にかけ、具材が軟らかくなったら味噌(みそ)を加えて完成させる。
 塩蔵山菜を販売している会員の1人、国柄ミヨ子さん(71)=鹿渡=は、夫婦で春に山菜を採り、すぐに塩漬け。大小10個のたるにフキやエニョ、ミズが保存されている。30歳を過ぎた頃から塩漬けを続けており、変色しないようたるの上の方にフキの皮をかぶせるなど、ベテランならではの“技”を発揮している。
 冷たい水に耐えながらの塩抜きや皮むきは大変というものの、「冬に出せる野菜が少ないし、売れ行きもいいから」と慣れた手つきで作業。塩蔵山菜のお薦めの料理法は煮付けだが「今の時期はきゃのこ汁」とし、「若い人は食べなくなったが、味を覚えている人は食べたくなるはず」と話した。
 同店は新型コロナウイルスの感染予防のため毎年恒例の「きゃのこ汁まつり」の開催を見送ったものの、塩蔵山菜は冬場の人気商品とし、「昔ながらの味をおうちで楽しんでもらいたい」と話している。

関連記事

紀伊民報社

海に青白い光 田辺で赤潮、ヤコウチュウ

 和歌山県田辺市の沿岸で赤潮が発生している。6日から8日にかけて田辺湾で目撃された。夜に青白く光るため、赤潮の原因はプランクトンの一種「ヤコウチュウ」とみられている。  県資源管理課によると、1...

北海道興農社 花の直売所を開放 冬の花やクリスマスリースなど販売

 安平町早来富岡の北海道興農社は25日まで、花の直売所として使用するビニールハウスを開放する。冬の花として人気のポインセチアやシクラメンなどを販売し、来場者のニーズに応える。  同社は25日ま...

荘内日報社

「放置柿」役立てたい クラフトコーラで商品化へ 酒東高グループ課題研究の一..

 酒田市の酒田東高校(齋藤一志校長)の2年生グループ7人が中心となって課題解決に取り組む「放置柿」を活用したクラフトコーラの試飲販売会が7日、同市の商業施設「いろは蔵パーク」で開かれた。買い物客からは...

不登校 地域の支えカギ 学校・家庭と体制構築を 文科省 帯広キャラバン

 不登校について考える講演会「これからの不登校支援」(登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク主催)が7日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。文部科学省の職員が講演したほか、星槎国際高校帯広学習セ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク