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初競り威勢よく 1次産業の振興願う 名瀬漁協と名瀬中央青果

新鮮な魚が並んだ名瀬漁協の初競り=5日、鹿児島県奄美市名瀬

 鹿児島県奄美市の名瀬漁業協同組合(満林春男組合長)と名瀬中央青果(森山直樹社長)で5日早朝、初競りが行われた。関係者が1次産業の振興を祈念。荷さばき場には、新型コロナウイルスを吹き飛ばせとばかりに威勢のいい掛け声が響いた。いずれもコロナの感染対策として、出席者を制限した。

 名瀬漁協の初競りは午前6時半にスタート。組合員らが乾杯し、今年1年の豊漁と操業中の無事故を祈った。満林組合長は「天候に恵まれなかったがきょうの水揚げはまずまず。昨年はコロナで単価が下がるなど影響を受けた。コロナが収束すれば単価も上がってくるはず」と語り、新年に期待した。

 荷さばき所にはキハダマグロやソデイカ、シイラなどが並び、仲買人らは目当ての魚介類を次々に競り落とした。

 漁協によると、天候不良などで水揚げ量は昨年の初競りに比べ415キロ少ない805キロ。価格は平年並みだった。

威勢のいい掛け声が響いた名瀬中央青果の初競り=5日、鹿児島県奄美市名瀬

 名瀬中央青果の初競りは午前8時半に始まり、関係者が今年1年の商売繁盛を三本締めで祈念。森山社長が「昨年はコロナに振り回された1年だった。まだ感染対策を取りながらの生活が続くが、この苦境を一丸となって乗り越えていこう」とあいさつし、関係者に協力を呼び掛けた。

 鈴の音を合図に競りが始まり、生産農家が出荷したダイコンやキャベツ、シイタケ、ポンカンなど、地場産の農産物が次々と競り落とされた。

 この日の入荷量は野菜5598・6キロ、果実803・1キロ、花き500・5キロ。入荷量は野菜、果実、花きのいずれも昨年より減少し、価格も全体的に安値傾向だった。

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