「年越しそば」でよい年を【釧路】
年越し用のそばを準備する伊藤社長(30日午前7時50分ごろ)
一年の最後を締めくくる「年越しそば」を食べようと釧路、根室管内のそば店には31日、年間で最も多くの客が訪れる。忙しい一日を前に、各店は準備に汗を流している。
このうち緑色の麺で有名な釧路市内の竹老園東家総本店(伊藤純司社長)では、31日は持ち帰り用も合わせると通常より4、5倍ほど多く売れるという。当日は午前4時ごろから準備を始めて約1500食を用意する。
30日は午前7時ごろから伊藤社長をはじめ3人がこの日提供するそば打ちを行った。そば粉と水を混ぜ力強くこねて生地を作り、機械で延ばして麺の形に切断。約500食を用意した。夜には31日用のそばも少量作った。
伊藤社長は「今年はコロナ禍で大変な一年だった。店は北海道の緊急事態宣言後から閉店時間を2時間早めた営業を今でも続けている。来年がよい一年となるよう縁起物でもある、年越しそばをぜひ食してほしい」と話している。
同店は31日、通常通り午前11時から午後4時(座敷席は同2時30分)まで営業。新年は3日午前11時から開始する。
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