全日本中学生・水の作文 南君(石垣第二1年)が優秀賞 水資源の大切さ実感

「第43回全日本中学生水の作文コンクール」で優秀賞に輝いた南孝之輔君=28日、県庁
【那覇】第43回全日本中学生水の作文コンクール(水循環制作本部、県など主催)の県知事表彰式が28日、県庁であり、石垣第二中学校1年の南孝之輔君(12)の「ぼく達の使命」が優秀賞に輝いた。
南君は、水不足の問題を抱える波照間島出身の祖母の小さい頃の話を聞いて、蛇口をひねれば水が出てくるありがたさを実感。作文では「人間だけでなく、全ての生物にとっても大切な水。『水の惑星』の地球をみんなで守っていくことが、ぼく達の使命」と結んでいる。
南君は「祖母の話を聞いて昔は大変だったんだと思った。少し行動を変えるだけで無駄遣いをなくせる。節水が大事」と語った。
同コンクールは水資源の有限性や水の貴重さ、水資源開発の重要性について関心を高める目的で実施。今年度は県内11校から32点の応募があり、優秀賞5点、入選4点が選ばれた。優秀賞5点は次年度の中央審査への推薦を予定。作文は来月中旬ごろに地域離島課のホームページで掲載する。
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