D5118号のナンバープレートを小学校資料館に保存展示へ

ナンバープレートを磨く保存会のメンバー(常盤公園で)
常盤公園の石炭記念館前で27日、長年倉庫に眠っていた蒸気機関車D51(デゴイチ)18号のナンバープレートをD5118号保存会(中尾博会長)が磨き、美しくよみがえらせた。プレートは来年1月中旬ごろから、常盤小の「ふるさと資料館」に保存展示される。 石炭記念館前のD51には正面、後方、左右側面の4カ所に付いているプレートの他に予備の1枚があり、設置以来、市教育委員会の倉庫で保管されていた。貴重な資料を表に出し、地域の子どもたちにもっとD51を身近に感じてほしいと、同校区のコミュニティースクールなどと連携し、学校に置くことを決めた。 プレートは縦20×横60㌢の砲金(ほうきん)製で、重さは約9・4㌔。作業では、傷などで黒ずんでしまった金文字を電動工具で磨き、光り輝く金色を取り戻した。 保存会の藤永徹也副会長は「身近に触れられるようになることで、子どもたちがデゴイチに興味や愛着を持ってくれたらうれしい」と話した。
関連記事
領土問題 正しく理解 北方少年少女塾が開講【根室】
【根室】北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会(会長・石垣雅敏根室市長)による今年度の北方少年少女塾が7日から始まった。管内の児童生徒を対象に、北方領土を正しく認識してもらおうと開催して...
クレインズ、遅配解消にめど 破産手続き棄却へ【釧路】
釧路を本拠地とするアイスホッケークラブチームのひがし北海道クレインズの選手、スタッフ、出資者が、同チームを運営するひがし北海道クレインズ株式会社(田中茂樹代表取締役社長)に対し、債権者として破産...
大雨の漂着物撤去開始 重機で2週間めど 長野県の諏訪湖
2日の大雨で河川から大量のヨシや流木が諏訪湖に流れ込み、長野県諏訪市側の湖岸に漂着している問題で、県諏訪建設事務所は7日、重機による漂着物の除去作業を始めた。水の流れを妨げたり水門をふさいだ...
古民家のゲストハウス 梅の産地にオープン
和歌山県みなべ町晩稲に古民家のゲストハウスがオープンした。日本最大級の観梅の名所「南部梅林」の近くにあり、観光客だけでなく、梅の収穫など援農者の利用も期待する。将来は農業などの体験も提供したい...