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釧路新聞社

年の瀬 買い出し盛況【釧路】

 

花咲ガニなどを品定めする買い物客(27日午前11時ごろ、釧路和商市場)

今年最後の日曜日となった27日、市内の食料品店やスーパーなどには年越しや正月用品を求める買い物客が続々と訪れた。各所のにぎわいはこれから大みそかまでにピークを迎える。新型コロナウイルスの影響で混雑を避けようと早めに買い出しを行う動きや、帰省を見合わせた遠方の家族らに地元の特産品を送る利用客の姿も目立った。

 釧路和商市場では、午前を中心に地元の家族連れなどが訪れ、各店を回りながら年末年始に家で食べるためのサケやカニ、ホッケなど新鮮な魚介類を品定め。今年が期限の釧路市エール商品券を使って高額の商品を買う姿も見られた。

 市内在住の杉山亮子さん(77)は、普段は札幌と千葉にいる2人の息子の家族とカニなどを食べて過ごすが、今年はコロナ禍のため帰ってこない。代わりに送ることにし「息子に買ってしまったので(自分は)質素に過ごす」と笑った。

 同市場は12月の売り上げが年間で最も多く、特に29日からの3日間がピークとなり、売り上げが通常の5倍以上になるところも。店からは29日からの客足増加に期待する声も聞かれた。

 この日は「大安」でもあり、スーパーではしめ飾りを買う客が多く見られた。あいちょう美原店(釧路市美原4)の澤出久店長は人の動きが昨年よりあるとし、客単価も「買うもののレベルがワンランクアップしていると感じる。帰ってこない分一人当たりの金額が増えているのかも」とみる。激安スーパーヒロセ睦店(釧路町睦3)でも、客単価は上がっていると分析。金内健二店長は「まとめ買いの量が増えている」と特徴を挙げる。

 スーパーアークス鳥取大通店(釧路市鳥取大通2)では、年末の混雑を見越してか例年より早めに客足が伸び始めているという。酒井平和店長は「年越しそばの売れ行きなどを見ると、前倒し傾向は感じる」と話していた。

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