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北羽新報社

「かましメシ」販売開始 〝味変〟楽しんで

新たなご当地グルメ「かましメシ」の販売がスタート(三種町大口の「ゆめろん」で)

 一般社団法人あきた白神ツーリズム(広幡信悦代表理事)が、能代山本の飲食店と連携して開発した新たなご当地グルメ「白神の恵み かましメシ」が18日、6店で販売を開始した。地元食材を活用した個性豊かな六つのメニューで、調味料やスープをかけて「かまし」(かき混ぜ)、味を変えながら楽しめるのが特徴。住民らが各店に早速足を運び、面白さとおいしさを体感した。

 ご当地グルメの開発は、新型コロナウイルスの影響を受けている地域の飲食店や宿泊施設を盛り上げ、地域観光需要を高めることが目的。国内で数多くのご当地グルメを手掛ける「じゃらんリサーチセンター」と連携しながら進めた。
 統一テーマは、「白神の恵み」である地域の優れた食材を混ぜ合わせる「かましメシ」。「県産ネギを共通食材に、地元食材を4品以上使う」ことや「2回以上、味と食感の変化(味変)がある」ことをルールとし、多種多様なメニュー6品がそろった。
 このうち、三種町大口のゆめろん内にあるレストランきらめきでは、「豚なんこつ御膳」(税込み1500円)を提供。豚なんこつを陶板焼きや丼で存分に味わうメニューで、ジュンサイやだし汁、梅漬けなどで味わいをチェンジさせる。
 住民らが早速味わい、そのまま食べたり、だし汁をかけてかき混ぜたりして堪能した。八峰町の男性(63)は「なんこつが軟らかくておいしい。だし汁を丼にかけ、さらにジュンサイ、梅を入れると風味がいい」と笑顔。
 山田昌也料理長(59)は「試作を重ねて完成させた。三種町のジュンサイの喉越しが良く、梅漬けが合う。ぜひ味わってほしい」と話していた。
 各店ではパンフレットを置いたり、共通ののぼり旗を掲げたりしてアピールしている。あきた白神ツーリズムはかましメシの特設サイトを17日に開設し、各メニューのこだわりなどを紹介している。地域の飲食店や宿泊施設に新たな需要が創出されることを期待している。
 ゆめろん以外のメニューは次の通り。
 ▽ダイニング福八(八峰町八森)「能代あわびメシ」(1500円)
 ▽カフェ岳(藤里町粕毛)「プルドポークライス」(1千円)
 ▽diningきぃmon(能代市柳町)「豚なんこつのタコライス」(1千円)
 ▽鉄板空間縁(同市柳町)「ちゃんぽんstyleもんじゃ」(1100~1650円)
 ▽酒食彩宴粋(同市東町)「極み炭火焼きピビンバと白神スープ」(2500円)

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