ダイコンを収穫し笑顔を見せる石垣市子育て支援センターこっこーまの利用者親子と八重山農林高校ライフスキル科の生徒＝18日午前、同校野菜畑

　八重山農林高校ライフスキル科調理・園芸コースの2年生10人は18日午前、同校の野菜畑で、石垣市子育て支援センターこっこーまを利用する親子を招き、冬野菜収穫体験を行った。親子10組が土に触れ、ダイコンやキャベツの収穫を楽しんだ。

　同コースは、栽培技術や保育に必要な行事運営等を学ぶとともに、学習成果を地域に還元するために、毎年収穫体験を実施している。

　生徒らは収穫方法を説明したあと、キャベツの根の部分を切り取るなど刃物を扱う作業を担当し、安全面をサポート。親子は力を合わせて大根を引き抜いたり、キャベツの外側の葉を剥いたりして、収穫を体験した。

　長谷川優実さん（34）は、息子の奏多君（1）と参加。「砂遊びする機会はあるけど、本物の土に触れる機会はなかなか無い。公園や海ではできない体験ができた」と生徒に感謝した。