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紀伊民報社

移動式ガソリンスタンド配備

大規模災害に備え、県が串本町などに導入している「どこでもスタンド」。タンクローリーから直接給油可能という

 和歌山県は本年度、津波などにより、ガソリンスタンドが被災した際などに備え、タンクローリーから直接給油可能な設備「どこでもスタンド」を串本町など5カ所に配備した。災害対応に必要な緊急車両に利用する。本年度、東京都や徳島県でも導入予定だが、和歌山県内の配備は11月下旬に実施、全国初という。

 過去の大規模災害の際に、緊急車両への給油が困難になった事例があるため、災害対応に支障が出ないよう、導入を決めた。
 購入費用は5台で計約7千万円。全額、資源エネルギー庁の補助金を活用する。配備場所は、串本町の東牟婁振興局串本建設部、新宮市の東牟婁総合庁舎、那智勝浦町の旧グリーンピア南紀、日高川町の町防災センター、湯浅町の有田総合庁舎で、それぞれ津波浸水想定地域近くの高台に当たる。
 通常、ガソリンはタンクローリーからガソリンスタンドの地下タンクに入れ、ポンプで引き上げて給油するが、「どこでもスタンド」を利用すれば、タンクローリーから直接給油できるという。
 普段は配備場所の倉庫に保管し、津波など大規模災害が発生し、ガソリンスタンドが被災した際に、駐車場などに設置する。移動可能なため、局地的な被災があった場合などは、設備を集中させることも可能という。警察車両や救急車、消防車、自衛隊車両、物資輸送車、公用車などに使用する。
 串本建設部では21日に設備の納入式がある。仁坂吉伸知事や国会議員、県議らが出席し、タンクローリーを使用した実演をする。

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