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混雑避け「早参り」を 出羽三山神社丑歳御縁年 縁起物の頒布始める

 来年の「丑(うし)年」を羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山全体の御縁年とする鶴岡市の出羽三山神社(宮野直生宮司)では、年末年始を迎えるに当たり、新型コロナウイルス対策として混雑を回避する「早参り」を勧め、破魔矢などの縁起物の頒布を始めている。

 例年、大みそかから元旦にかけて斎行される大祭・松例祭(しょうれいさい)に合わせ、多くの初詣客でにぎわう羽黒山山頂。同神社によれば、昨年の正月三が日だけで約5万5000人の参拝客があった。来年は12年に1度の「丑歳御縁年」を迎えるに当たり、多くの人出が見込まれている。感染症対策としては一方通行にすることで人の流れをつくり、いずれも同市の善寳寺(五十嵐卓三住職)、荘内神社(石原純一宮司)との3寺社で独自に作成した絵文字「ピクトグラム」を境内に設置し、間隔を空けて並ぶことなどを呼び掛ける。

 これに加え、出羽三山神社では混雑回避のために正月より前に早めに参拝を済ませる「早参り」客に合わせ、すでに縁起物の頒布を開始している。頒布前日の15日には巫女(みこ)らが破魔矢に絵馬を結び付けて包装するなどの準備作業に追われた。今回は丑歳御縁年にちなみ、羽黒山内のスギで作られた特別なお守りも用意。今後も御縁年に合わせた縁起物を頒布する予定だという。

 出羽三山神社の吉住登志喜禰宜(ねぎ)は「コロナの状況を見ながら、できる限りの対策を取って準備を進めていきたい」と話している。

巫女らが「早参り」客に合わせ、急ピッチで縁起物の準備を行った=15日、出羽三山神社

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