タンチョウ覆う樹氷 氷点下本番 十勝

朝日を浴びて樹氷が輝く中、凍結した川面を歩くタンチョウ
15日の十勝地方は西高東低の冬型の気圧配置が強まり、上空に真冬並みの寒気が流れ込んだ影響で冷え込んだ。朝の最低気温は陸別で氷点下19.1度、大樹で同15.7度、幕別町糠内で同15.3度など、観測地点19カ所のうち11カ所で今冬の最低気温を記録した。
15日の朝は晴れて風が弱く、地上の熱が上空に奪われる放射冷却現象が発生。帯広の朝の最低気温は氷点下5.9度だった。帯広の予想最高気温は同1度で今季初の真冬日となる予報。正午現在の最高気温は最も高い豊頃町大津で同0.9度、すべての観測地点で氷点下だった。
1月中旬並みの氷点下14.4度まで冷え込んだ浦幌町では、凍った川をタンチョウが歩き、川沿いの木々は凍りついていた。
寒さは16日も続き、帯広の最低気温は氷点下8度、最高気温は0度と予想されている。
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