国道沿いを青白く照らしているイルミネーション

　阿寒町商工会青年部（松橋福太郎部長）による「まちなかライトアップ」が国道２４０号沿いの三叉路小公園（阿寒町中央）で行われている。高さに飾り付けられた青白く光るイルミネーションが、まちを明るく照らしている。

　同会は新型コロナウイルスの影響でまちの雰囲気も暗くなりがちな中、少しでも気持ちを明るくして１２月のクリスマスムードを楽しんでほしいと同事業を企画。医療従事者への感謝の気持ちを込めて青色を選び、発光ダイオード（ＬＥＤ）電球５６００個を用意した。クリスマスをめどに、阿寒高校の生徒が製作する作品の飾り付けも予定する。

　初日の５日夜は、同部の会員らが看板前に集まり点灯式を実施。医療従事者に感謝の拍手を送る「クラップ・フォー・ケアラーズ」も１分間行った。点灯の様子はフェイスブックで公開している。松橋部長は「少しでも気持ちを明るくしてほしい。交通量も多いので、阿寒に限らずここを通った人が安らげる場所になってくれれば」と話していた。 　イルミネーションの点灯は２５日まで、午後５時～同９時の間に行われる。