全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

里親制度をもっと身近に 遊び体験と相談会

里親制度を紹介した映像が流れる会場で、松ぼっくりのクリスマスツリーを作る子どもたち(和歌山県田辺市新庄町で)

 里親制度を多くの人に知ってもらおうと、輪投げや工作の体験と組み合わせた相談会が5日、和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーであった。親子連れらがウオークラリー形式で各コーナーを回りながら、里親への理解を深めた。

 里親はさまざまな事情で家族と暮らせない子どもを、家庭で養育する社会的制度。イベントは県内の里親支援機関などでつくる「里親ソーシャルワーカー連絡会Amo」が企画した。
 県内の里親登録家庭は138世帯(4月現在)。連絡会は2029年度までに270世帯に増やすことを目標にしている。しかし、身近に制度を知る機会がなく、「里親は大変」というイメージが先行しているという。
 そこで、イベントは松ぼっくりを使ったクリスマスツリー作りや輪投げ、塗り絵など子どもたちが楽しめるコーナーを設け、気軽に参加できるよう工夫。制度を紹介した映像の上映会や里親支援者による相談会を併設した。
 里親として4人の子どもを育てた市内の女性(65)は「実の子も2人育て上げたが、血のつながりはなくても、親子の気持ちは同じだった。大変と思っている人が多いが、楽しいこともたくさんある」と来場者の相談に乗っていた。
 里親支援センター「なでしこ」(岩出市)の平須賀さんは「若い世代にも興味を持ってもらえるようになってきた。県内で年に4回ある里親研修につないでいきたい」と話した。

関連記事

長野日報社

旧長野県山口村越県合併20年 元村長・加藤出さんに聞く

 「平成の大合併」で県境をまたぐ初のケースとして注目を集めた、長野県木曽郡山口村と岐阜県中津川市の越県合併。2005年の合併成立から、13日で20年を迎えた。当時、合併論争は村内にとどまらず、県内...

紀伊民報社

現地で交流、視野広げる 南部高生「日仏農業高校祭」に参加

 和歌山県みなべ町芝、南部高校(辻強志校長)の2、3年生3人が、フランスで7日に開かれた「日仏農業高校祭」に参加し、9日帰国した。3人は現地の高校生との交流を通じ、人との接し方や農業の規模の違い...

6月に苫東映画祭 愛好家の交流や無料上映会

 苫小牧市出身の映画監督稲塚秀孝さん(74)が代表を務める苫小牧映画サークルと映画鑑賞団体全国連絡会議(全国映連)は6月28~30日、「苫東映画祭―北海道 映画の大地―」を開催する。主会場の市東開文...

荘内日報社

大雨被災の社殿再建へ 酒田 御瀧神社 CFに取り組む広く支援呼び掛け ご神体..

 昨年7月下旬の記録的大雨で社殿が全壊した酒田市下黒川の御瀧(みたき)神社。社殿の再建に向けて同神社の阿曽右貢宮司(74)はクラウドファンディング(CF)に取り組んでいる。第一目標金額は500万円。阿曽...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク