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「綾彩染め」を体験 伝統芸術技法など応用 ネイミュージアムオブアート

木製の額縁や布を彩るワークショップ。本格的な染め体験ができる=4日午後

 八重山友禅などアート作品を手掛ける社団法人ネイミュージアムオブアート(盛たかひろ代表理事)=新川冨崎=のワークショップ「綾彩染め」が4日から始まった。県の2020年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業の一環。

 ワークショップでは、伝統芸術の墨流しの技法を応用した「綾彩染め」で木製の額や絹のうちくいと呼ばれる風呂敷、飾り布を色鮮やかに染め上げるほか、友禅染の「色差し」や「引き染め」の技術でうちくいやストールを染める。

 同ミュージアムでは、新型コロナウイルスの影響で県内のさまざまな文化芸術イベントが中止や延期に追い込まれる中、ワークショップを通して地域の人たちに本格的な染めを体験してもらおうと企画。

 盛代表理事は「地元出身の作家育成につながることを期待する。小人数制で講師がマンツーマンで対応するのでこの機会に体験してほしい」と多くの来館を呼びかける。

 ワークショップは各時間1組限定で事前に2日前までの予約が必要。費用は材料代など含めて5500円(税込み)から。

 予約と問い合わせは同ミュージアム(0980-83-6303)まで。

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