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東京五輪の前哨戦

市役所庁舎正面に掲げられた「世界サーフィン選手権開催決定」横断幕=田原市役所で

 来年9月に田原市の太平洋側海岸で開催される世界最高峰の国際サーフィン競技大会「ISAワールドサーフィンゲームス(世界サーフィン選手権)」について、実行委員会として運営に関わる日本サーフィン連盟(NSA)の酒井厚志理事長と同市の山下政良市長が11日、市役所で共同記者会見し、大会の概要などを説明した。  会見では、開催契約書の受け渡しに続き、酒井理事長があいさつ。「2020年東京五輪の前哨戦として、各国を代表する世界レベルの選手の出場が予想される。来年、田原市にオリンピックを目指す世界のトップサーファーが集結し、世界最高峰の演技が見られる」などと語り、会場候補地とみられる赤羽根地区海岸の波に関して「うねりが入りやすく、競技開催においてふさわしい」と評価した。  一方、山下市長は「大会が立派に成功するよう頑張っていきたい。選手がベストパフォーマンスを発揮できるよう国内外から訪れる大勢の選手や観客がいい街だと思えるように歓迎し、世界中に日本、愛知県、東三河、そして田原市をアピールしていきたい」と決意。「選手が気持ち良くプレーできるよう必要な整備を進めていきたい」と、おもてなしの必要性にも触れた。  “サーフィンのオリンピック”と称され、世界の一流サーファーが技を競い、チャンピオンを決める同大会。日本開催は1990(平成2)年に宮崎県の宮崎市木崎浜と東京都の新島村を会場として開催されて以来、28年ぶり2度目。来年で31回目を数える。  日程は9月15~22日の計画で、来年1月中にも実行委員会を立ち上げ準備を開始。参加は50カ国を超える見通しで、出場選手は約300人(前回大会の日本人選手は男子が4人、女子は2人出場)、観客動員は4万人程度を想定するほか、全体の経済波及効果は約4億円と推計する。  サーフィンは2020年東京五輪で新たに選出された新競技。約30年ぶりに国内で同大会が開催されることで五輪に向けて関心が高まりそうだ。

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