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釧路新聞社

山崎さんが、法務大臣表彰を受賞【釧路】

「絵手紙のよさが認められた思い」と受賞を喜ぶ山崎氏

 日本絵手紙協会公認講師で釧路市内で絵手紙教室の指導者を務めている山崎瞳氏(75)が、法務大臣表彰を受賞した。帯広刑務所釧路刑務支所(菅原幸春支所長)で長年にわたり、受刑者に絵手紙を教え、自立、更生に力を尽くしている。

 山崎氏は2004年から同支所で毎月1回1時間、絵手紙教室を開講。受刑者が実際に絵筆を手にすることから始まる心身の健全育成に貢献している。当時、絵手紙を始めて数年だったが、先輩講師に背中を押されて訪問することとなった。「初めは10人以上の男性ばかりを前に緊張したが、集中して書く姿を見て、少しずつアドバイスできるようになった。一人一人が趣味として楽しめるように、名前で呼ぶなど家族的な雰囲気づくりを意識してきた」という。

同支所では受刑者の悩み事の相談に乗ったり、矯正のための面談や講話もする篤志面接委員も務め、再犯防止の一環として釈放前指導も行っている。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で教室が開けず、10月に一度実施したが、年内の中止が決まった。ただ「絵手紙は一人でできて、さらに相手に思いを伝えられるよさがある。受刑者、釈放者が心を見詰め直す時間を持ってもらえれば」と願う。

 受賞について「大好きな絵手紙が人の役に立ててうれしい。周囲の支えのおかげでの栄誉。今後もできる限り続けていきたい」と話した。菅原支所長は「絵手紙指導を通じ、相手を思いやる心や素直な気持ちを大切にする心を持たせるなど、受刑者の改善更生に貢献していただいている」と感謝、受賞をたたえた。       

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