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宇部日報社

干し柿作りがピーク

軒先につるされた干し柿(ミキヤ青果で)

 宇部市恩田町5丁目のミキヤ青果(柏村佳美代表)で、初冬を彩る干し柿作りが最盛期を迎えている。軒先には、陽光を浴びた朱色の柿がカーテン状につり下げられ、夕焼け空のように輝いている。    同店では島根県産の西条柿と愛媛県産の愛宕(あたご)柿を使用。柏村代表らが一つずつ皮をむき、熱湯に40秒ほど浸けた後、縄に掛ける。好みにもよるが、2週間から1カ月ほどで食べ頃を迎える。    柏村代表は「今年は西条柿の出来が良い。実は小さめだが、その分甘さが凝縮されている。喜んで買ってくれるお客さんの笑顔が何よりの励みになる」と話していた。

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