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宇部日報社

宇部工高有志56人がたたら操業

砂鉄を投入する生徒(宇部工高で)

 宇部工高(池田拓司校長)の恒例行事、古代たたら製鉄復元操業が19~21日、同校で行われた。同校OBで日本美術刀剣保存協会「日刀保たたら村下(むらげ)」の木原明さんの指導の下、2年生有志56人が操業体験を通じてものづくりの原点と精神を学んだ。    復元操業は、毎年同校の文化祭「山工祭」の中で実施しており、全国の高校で行われているのは同校だけ。今年の操業で作り出す玉鋼の元となる鉧(けら)を、来年の同校創立100周年を祝う記念碑の中心に据える予定のため、例年よりも操業時間が6時間長く設定された。    たたら製鉄は粘土で作った炉に砂鉄と木炭を交互に入れ、日本刀などの材料となる純度の高い玉鋼をつくる製鉄法。19日から炉を作りはじめ、20日午後4時から木炭を投入。同7時に最初の砂鉄を入れた。以後、生徒は砂鉄と木炭の投入を交互に繰り返し、交代で仮眠を取りながら一昼夜操業を続けた。    木原さんは「記念碑に使われる鉧を作るという歴史に残る操業に携わることができ光栄。誠実は美鋼を生むという教えがあるが、生徒にはものづくりの精神をしっかり学んでほしい」と話した。

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