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化石燃料使わない 「誰もが楽しめるツアー」 ダウン症や弱視の人も参加

鍾乳洞のゴールで笑顔を見せる参加者の玉木あかねさん(中央)=20日午前、平野洞

 18日から3日間の日程で開催された「化石燃料を使わないサスティナブルモニターツアー」(石垣島アウトフィッターユニオン主催)が20日、閉幕した。同ツアーには、ダウン症や弱視がある人を含むモニター9人が参加。化石燃料を使う自動車などの移動手段をほとんど使わずに、参加者全員が北部半島約30㌔のコースをアクティビティを楽しみながら終えた。

 同ツアーでは、米原と野底の間にある浦底湾海岸をスタートして、海はカヌーやサバニ、陸は与那国馬などを利用し、トレッキングや鍾乳洞探検などのアクティビティを体験しながら約30㌔先のゴール地点である北部地域の最先端、平野を目指した。

 ツアープログラムには、石垣島に自生するアダン葉を使った「草履づくり」も組み込まれた。同ユニオンは「自然素材でできたアダン葉草履を履いて歩くことで、普段、石油製品でできた靴をすり減らしてマイクロプラスチックを出していることを参加者に感じてほしい」と話した。

 3日間のプログラムを終えて、岡山から参加した弱視のある大橋恵理さん(32)は「同じ行程を(健常者と)一緒に体験できたことで自信につながったし、楽しんでできた。3日間ハードだったけど、すごく達成感を感じている」と喜んだ。

 ダウン症のある娘の玉木あかねさんとともに参加した母・みのぶさん=真栄里=は「キャンプは初めての体験で、生活面でいつもと違って大丈夫か心配だった。スタッフ含め、いろんな人たちに助けてもらいながらたくさんの体験ができてありがたい。他の同じような子たちにも同じように楽しんでもらえるようになればうれしい」と語った。

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