生コンフェスに小学生ら22人

コンクリートミキサー車に乗車体験する参加者(萩森興産宇部工場で)
宇部市教育委員会主催の「セメントのまち宇部生コンフェスティバル」は14日、沖宇部の萩森興産宇部工場で開かれた。市内の小学5、6年生とその保護者22人が参加し、セメントを使ったプランター作り、運搬するミキサー車の乗車体験などを通じて、宇部の産業を支えるコンクリートについて知識を深めた。
昨年に続き2回目の開催。今回はコロナ禍での実施とあって、市立図書館とビデオ会議システム「ズーム」でつなぎ、セメントのプランター作りもオンラインで同時に開いた。 最初は同社を紹介するDVDを視聴した。生コンクリートは、セメント、骨材などを工場で混ぜ合わせた固まっていないコンクリートで、ミキサー車で工事現場に運ばれており、宇部工場は1958年に県内初の生コン工場として建設され、用途によってセメント、骨材などの配合比率を変えていることを学んだ。 今回の目玉イベントとなったのが、コンクリートミキサー車の乗車体験。運転席に座って記念撮影するだけでなく、助手席に乗り、実際に運搬を担当する運転手が工場周辺を5分程度ドライブした。子どもたちは、普通の車より2倍以上高い位置からの眺めを堪能するとともに、運転手から運搬時の苦労などを聞いた。
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