テニスの世界大会 長野県伊那市の篭田選手出場へ

日本予選で優勝し世界大会出場を決めたSTTの篭田稜久選手
伊那市のテニススクールSTTに所属する篭田稜久選手=同市春富中3年=が、7、8日に兵庫県で開かれたIMGアカデミーディスカバリーオープン日本予選大会2021の16歳以下男子シングルスで優勝を飾り、来年6月に米国で開催予定の世界大会への出場権を手にした。
男子テニスの錦織圭選手らを輩出したIMGアカデミー(米国)の公認大会で、有望選手の発掘を目的に6年前から開いている。日本予選の同部門には各地域の代表選手ら37人が出場。篭田選手は持ち味の積極的なネットプレーと切れのあるショットを武器に、初戦で第1シードを破るなどトーナメント5試合を勝ち抜いて頂点に立った。
シングルスでの全国舞台は昨年8月の全日本ジュニア選手権、2月の石黒杯に続く3回目で、過去2回はいずれも初戦敗退だった。石黒杯での敗戦から、攻撃の幅を広げる練習に着手。さまざまな回転のボールを打ち分けられるようになったことで、ショットの威力が増した。日々の練習で気を抜かないことや不規則だった朝のランニングを毎日行うようになったことで精神面も成長し、劣勢でも崩れなくなった。
世界で戦う錦織選手に憧れ、小学4年生でテニスを始めた。週5回のスクールでの練習に励んでいる。指導する元プロ選手の下平亜由美代表は「もともと空間認識の能力が高かった。こつこつと練習を続けて成長してきた」と評価する。
篭田選手は「全国で1勝が目標だったので、優勝できたことに驚いている」と喜びつつ、初の国際舞台に向け「緊張もあるが楽しみな気持ちの方が大きい。自分らしいテニスで一つでも多く勝ちたい」と意気込んでいる。
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