冬道チェーン熱い製造作業 北海道製鎖

高温の炉で焼き入れを行い、真っ赤になるチェーン
冬本番が近づく中、北海道製鎖(帯広市、柴田隆視社長)の音更町内にある工場で、タイヤチェーンの製造がピークを迎えている。
同社は道内唯一のタイヤチェーンメーカー。トラックなどの業務車両用を中心に約1500種類のチェーンを製造している。年間800~900トンを出荷し、6割が道外、4割が道内向け。年間製造量の8割程度が、10月~翌1月の期間に集中する。
チェーンは鋼材を曲げて鎖の形に成形し、溶接や硬度を高める焼き入れなどを経て組み立てる。従業員約30人が工程ごとに分かれて作業を行っている。
柴田社長は「ユーザーの要望に応えられる製品を造りたい」と話している。

チェーンの製造がピークを迎えている工場内
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