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帯広出身・吉田さん ドラマ3作目 ついにせりふ

 帯広出身で東京都内などで接骨院を営む吉田政弘さん(54)が、テレビ朝日開局60周年ドラマスペシャルに刑事役で出演する。人気ドラマ「相棒」シリーズの和泉聖治監督から直接依頼を受けて実現。出演は1シーンだけだが、ドラマ出演3作目で初のせりふにも挑戦した。

和泉監督との縁で再度ドラマ出演し、初のせりふにも挑戦した吉田さん

 ドラマは12月5、6日の2夜連続(道内はHTB、午後9時~)で放送される渡辺謙さん、豊川悦司さん主演の「逃亡者」。米国の人気ドラマで、1993年にハリソン・フォードさん主演で映画化された作品を日本版にリメークした。

 吉田さんは帯広豊成小、帯広第四中、東海大第四高(札幌)、北海道柔道整復専門学校(同)卒。現在は東京と帯広との2拠点生活をしながら、世田谷区三軒茶屋や札幌などで接骨院を開いている。

 和泉監督とは10年ほど前に知り合いプライベートで交流している。演技は全くの未経験だが、学生時代に柔道に打ち込み、風格ある体格は刑事役にぴったりとあってか、和泉監督から声を掛けられ、「相棒」での刑事役でのエキストラなど過去2回、ドラマに出演した。今回も直接依頼を受け、ドラマ前半の1シーンに登場。篠井英介さんが演じる上司に対し、「凶器から容疑者の指紋が検出されました」といった報告をする役柄。台本で3行分と短いながらせりふを与えられた。

 撮影は昨年秋に行われ、友人で今作にも出演する俳優宮本大誠さんにアドバイスを受けながら、今も暗唱できるほどにせりふを猛練習。相手がベテラン俳優で緊張してカメラテストは失敗したが、篠井さんから「大丈夫」と気遣われ、本番は1回でオーケーが出た。

 撮影を振り返り、吉田さんは「撮影前は『迷惑をかけてはいけない』『間違えてはいけない』と思っていたが、終わってみると『もっと上手にやれたのでは』と欲が出てきた」と笑う。俳優を目指す考えはないというが、「撮影にドローンなど最新の技術を使い、迫力あるドラマになったと聞いている」と語り、自身も放送を楽しみにしている。

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