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釧路新聞社

北斗遺跡で豪華キャンプ【釧路】

北斗遺跡内でのキャンプイメージ(釧路観光コンベンション協会提供)

 釧路観光コンベンション協会(中山勝範会長)と三ッ輪商会(栗林延年社長)は28日、国内のアウトドアトップメーカー「スノーピーク」の協力、監修により、市内の史跡名勝天然記念物「北斗遺跡」の敷地内で1泊2日の豪華キャンプを実施する。国有指定文化財として登録されている史跡名勝天然記念物敷地内でのキャンプは国内で初めて。

 観光事業への参入を考えていた三ッ輪商会と、民間企業による観光の活性化を目指す同協会の思惑が一致。環境省が行う「国立・国定公園への誘客促進事業」の補助を受け、同省と文化庁、釧路市埋蔵文化財調査センター、市観光振興室の協力により実現した。

 今回のキャンプでは、湿原展望台周辺のガイド付きトレッキングが楽しめるほか、釧路湿原の眺望を堪能できる特別に許可を取ったスポットを案内。また、遺跡内では現状保存のための仮設ウッドデッキを設置し、キンキの煮付けや地場産の牛肉、豚肉を使ったハンバーグとステーキなど、道東の厳選食材をふんだんに使った夕食が楽しめる。

 このほか、世界で活躍する縄文太鼓演奏家、茂呂剛伸さんの太鼓パフォーマンスや、アイヌ文化伝承グループによる演奏なども行われる。宿泊はリビング付きの豪華テントを史跡外に設置し、寒さ対策のためキャンピングカーも横付けする。

 今回の企画に同社企画営業部の酒井大輔課長は「釧路の新たな魅力を定着させるとともに、継続できるように収益事業として立ち上げ、推進していきたい」。同観光協会の末廣圭司郎DMOプロダクトマネージャーは「釧路の観光を牽(けん)引するには民間企業の力が欠かせない。これを一つのきっかけに、観光産業の活性化につながれば」と期待を寄せた。

 試験的な実施ということもあり、募集は3組(2人1組)。参加料は1組7万7000円(税込み)で、10日から同観光協会のホームページ上で募集を開始する。問い合わせは同観光協会0154(31)1993へ。

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