中学生が地域の名所のモザイクアート
3年生手作りのモザイクアート(竜王中で)
古里のPRに一役買おうと山陽小野田市の竜王中3年生が、本山岬公園のくぐり岩、竜王山に飛来するアサギマダラなど地域の名所などをモチーフにしたモザイクアートを製作した。写真パネルに加工され、きらら交流館と竜王山中腹駐車場にあるトイレの壁面を飾る。
山陽小野田観光協会、本山と赤崎の両ふるさとづくり協議会が企画。殺風景なトイレを華やかに彩り、併せて地域の観光スポットなどを訪れる人に広く紹介する。
描いたのは奇岩くぐり岩、サワヒヨドリに止まるアサギマダラの他、焼野海岸の夕日、竜王山のサクラ、県天然記念物のハマセンダンの計5点。5㍉角の方眼紙に色を塗っていく地道な作業で、3年生80人が約2週間かけて根気よく仕上げた。
モザイクアートは先月開かれた文化祭でも披露され1、2年生や見学の保護者らが「すごくきれい!」と歓声を上げた。
5枚のモザイクアートを写真撮影し、それぞれを縦1・2メートル、横2・4メートルのパネルに仕上げ、年内に各トイレに分けて掲示。生徒が心を込めて製作した作品が観光客を案内する。
関連記事
はしご車を共同運用 28年春から、田辺、白浜の消防本部
和歌山県の田辺・西牟婁の1市3町を管轄する田辺市と白浜町の両消防本部は2028年4月から、出動機会が少ないはしご車を共同運用する。それぞれが所有するはしご車を1台に集約し、経費負担の削減や相互...
患者情報を多職種で共有 十勝医師会がネットワーク 300施設参加
十勝医師会(大庭滋理会長)は、管内の医療機関や介護施設が共通のICT(情報通信技術)ツールを使い患者情報を共有する「十勝医療介護情報共有ネットワーク」(愛称・とかち月あかりネットワーク)の取り組...
オリジナル日本酒「燦樹2025」発売 「出羽燦々」原料の純米大吟醸 3種計1800本..
山形大学は23日、オリジナルの日本酒「燦樹(きらめき)2025」を発売した。 燦樹は、鶴岡市の山形大学農学部・高坂農場で栽培した酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を原料にした純米大吟醸。2007年から山...
大谷HDが農業に新規参入 厚東広瀬の「ビバファーム」でトマト栽培【宇部】
建設業や不動産業、介護福祉事業を展開する大谷ホールディングス(大谷英治社長、宇部市助田町)が、厚東広瀬に情報通信技術(ICT)を活用した太陽光利用型植物工場「ビバファーム」を立ち上げ、トマト...