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独自にインフル検査室 さかい総合内科 帯広

検査室の使用イメージ。感染リスクを抑えながら検査できる

 帯広市内のさかい総合内科クリニック(西9南13、酒井俊院長)は院内にインフルエンザなどの検査室を設けた。医師と患者が直接触れず、防護服なしで検査ができる環境を整えた。

 院内にある既存の隔離室を活用。二つの出入り口の一方を透明なアクリルパネルでふさぎ、医師が両手を入れて処置できるよう穴を開けた。穴は市販の長いゴム手袋を取り付け、ししゅう枠で固定。ホームセンターなどで手に入る資材を使い、事務主任の紺谷真佑さんが2日ほどで作った。

 新型コロナウイルスの検査のため、韓国で考えられた電話ボックス型の検査場を見て発案した。医師と患者が隔てられているため、飛沫(ひまつ)感染のリスクがなく、インフルエンザや溶連菌といった鼻から検体を採取する検査に有効だ。

 インフルと新型コロナの同時流行が懸念される中、医療現場では従来の医療提供とコロナ対応に迫られている。中小規模のクリニックでできることは限られるが、既存施設の工夫で医師やスタッフの感染防止と医療行為を行えるようにした。酒井院長は「完全な陰圧室ではないが、防護具を着けなくてもインフルエンザなどを検査できる」と話している。

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