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本別高の船見さん先生に 道教委事業 十勝で体験第一号

 本別高校(近藤浩文校長)3年生の船見陸斗さん(18)が、インターンシップを受け入れた本別中央小学校(式見祝賀校長、児童185人)で3日間、児童や教職員と触れ合った。道教委が今年度から進める「高校生の小中学校におけるインターンシップ」で、船見さんは最終日に管内トップバッターとして5年生を対象に教壇に立ち、児童と交流しながら学ぶ楽しさを教えた。

教員としての授業を体験した船見さん(左)

 授業の内容や子どもと触れ合う楽しさなどの理解を深め、教職の魅力を知り、志望意欲を高めるのが目的。インターンシップには管内6高校から19人が希望し、船見さんは27~29日の3日間、本別中央小を訪問。全学年の授業参観や教員との交流、授業の指導補助などを体験した。

 最終日には、船見さんが5年生の児童25人の先生役として理科の授業を体験。単元「もののとけ方」で食塩が水に溶けるときにどう変化するかを観察する実験を行った。十勝教育局や町教委、本別高校の近藤校長ら約10人が授業の様子を見守った。

 船見さんは児童を5班に分け、それぞれ食塩の溶け方について予想を聞き、実験ではタブレットでの動画撮影の方法も説明。実験結果のまとめなどを丁寧に黒板に書き、食塩がどうなったか結果を分かりやすく伝えた。授業の終わりには「(食塩が)どこにいったか。次の授業で考えていきましょう」とつないだ。

 授業を受けた女子児童は「すごく分かりやすく教えてもらった。実験は何回もさせてもらえたから理解が深まった」と笑顔を見せた。

 船見さんは履修する選択科目「探究化学」の授業で、小学理科の単元「もののとけ方」の導入部分を授業でどう進めるかを研究。何度も理科の教科書を読み込むなどして夏休み前に組み立て始めたという。

 初日から児童に積極的に話し掛け、打ち解けた雰囲気で授業ができたという船見さんは「自分としては好感触で終われた。これまで協力していただいた高校や小学校の先生などには感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

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