埼玉西武球団スカウト指名あいさつで公益大へ 赤上投手「早く支配下登録に」意気込み
26日に行われたプロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)で、東北公益文科大4年の赤上優人投手(21)=右投げ右打ち=が埼玉西武ライオンズから育成1位で指名されたことを受け、同球団のスカウト2人が29日、指名あいさつのため酒田市の公益大を訪問した。
赤上投手は秋田県仙北市出身。県立角館高から2017年4月に公益大に進学。1年秋に遊撃手から投手に転向、最速153キロの速球とともに、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球が持ち味。昨秋の南東北大学野球連盟リーグ戦では優勝に貢献し最優秀選手賞に輝いた。今秋も4勝を挙げ2季連続の最多勝(今春はコロナ禍のため中止)。 この日、公益大を訪れたのは編成グループ育成・アマチュア担当チーフの前田俊郎スカウト、北海道・東北地区を担当する水澤英樹スカウトの2人。このうち水澤スカウトは赤上投手と同郷。赤上投手、金野信勇公益大理事長補佐、横田謙人硬式野球部監督と会談した。
赤上投手について「高校時代から注目していた」と話す水澤スカウトは「ハートとボールの強さ、制球も良く、変化球も多彩。まだまだ伸びしろがある」と高評価した。
前田スカウトは「大きく育ってほしい。育成からのスタートだが、早く戦力になることを期待する。ここぞという場面でマウンドに立ち抑えてくれる、チームに勢いをつけてくれる選手になってほしい」と述べた。
前田スカウトから辻発彦監督のサイン色紙、ドラフト会議入場パスを受け取った赤上投手は「泥くさく、貪欲に求められているものを全て吸収し、一刻も早く支配下登録を目指す」と意気込みを語った。
球団によると、11月中に仮契約。本契約、入団発表は12月上旬の予定という。
辻監督の色紙などを手に球団関係者と記念撮影する赤上投手(中央)
関連記事
「イノブターダービー」中止 飼育数減少が影響
和歌山県すさみ町のすさみ海水浴場で毎年5月3日に開かれている「イノブータン王国建国祭」の名物イベント「イノブタダービー」が、今年は中止されることが分かった。主催の実行委員会は「イノブタの飼育数...
マンガリッツァ豚と旬のアスパラ 幕別の味、一緒に食べて
幕別町内で生産される「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」と北王農林(藤原壽美社長)の旬のアスパラガスのコラボ商品が4月末まで、オンラインショップで販売されている。 マンガリッツァ豚は、ハンガ...
「SVリーグ」に参入決定!! “世界最高峰”目指し新設「ファンと共に戦う」 ラ..
ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、都内で会見を開き、10月に開幕するトップリーグ「大同生命SVリーグ」男女のリーグ編成を発表した。先にSVクラブライセンスの交付を受けていた、酒田市を拠点...
市が新たに電動自転車20台導入 シェアサイクル実証事業 観光客の需要を見..
山口市は15日、2020年から行っているシェアサイクル実証事業で、新たに電動自転車20台を導入した。市民からの要望に加え、米有力紙の特集「今年行くべき旅行地52選」に選ばれたこともあり、国内...