日の出町の居酒屋に「日の出」写真、コロナ禍の街を元気に

日の出の写真を飾り、活気が戻ることを願う柏村店長(日の出3丁目で)
新型コロナウイルスの感染拡大からクラスター(感染者集団)の発生もあり、いまだ客足が鈍い山陽小野田市日の出地区の飲食店。同地区の居酒屋、酒場ビッグ(柏村雅彦店長)は、暗い夜空を照らし始める朝日と地区名を重ね、以前のようなにぎわいが戻ることを願って、店舗の外側に大きな4枚の「日の出」の写真を並べている。 「日の出は希望とともにやってくる」と、市内の看板製作業者に依頼して取り付けた。1枚が130×200センチの大きさで、道沿いの店舗外壁をほぼ覆っている。4枚のうち2枚は、縁起を担いで富士山のご来光を採用した。 いずれの写真も自然がつくり出す鮮やかな色合いが目を引き、日が暮れると、店内の明かりが透過して一層際立つ。伊藤仙ビル1階に入居し、すぐそばにJR小野田駅の駐輪場があるため、多くの駅利用者らも楽しませている。 柏村店長は「地区名にもなっている日の出には希望に満ちあふれたイメージがある。明るい日の出の始まりとなり、地区内で多くの人に安心して飲食を楽しんでほしい」と話している。 店内には検温器とアルコール消毒を備え、各テーブル席の間には飛沫(ひまつ)感染を防ぐロールカーテンを設置するなど対策を講じ、市の「取組宣言店舗」に認定された。地区内の多くの飲食店でもさまざまな感染防止対策を施している。
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