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宇部日報社

宇部興産グループがチャリティーコンサート

心のこもった音楽を届けた日本フィルハーモニー交響楽団(中央は山根さん、記念会館で)

 第13回宇部興産グループチャリティーコンサートが25日、記念会館で開かれた。午前、午後の2部公演に、抽選で当たった計約500人が来場。日本フィルハーモニー交響楽団(平井俊邦理事長)の演奏を堪能し、コロナ疲れの心にたっぷりと栄養を補給した。    宇部興産(泉原雅人社長)が音楽を通じて地域文化の振興へ貢献しようと2008年から実施し、入場料収入は全額、市教育委員会などに寄付している。渡辺翁記念文化協会、宇部好楽協会共催。今年はコロナ禍で開催が危ぶまれたが「難局でも音楽の明かりをともし続けたい」との思いで、万全の感染防止策を施して決行した。    楽団員ら45人は全員PCR検査を受けて、前日に同一機で宇部入り。移動は2台の貸し切りバスを使った。観客数は2割弱に抑え、公演の合間には館内を消毒。入り口では検温、手指消毒、座席の位置と連絡先を記した用紙の提出などを徹底した。    指揮は世界中のオーケストラで客演し、幅広い活躍で人気の広上淳一さん(東京音楽大教授)、ソリストにはバイオリン界のホープ、山根一仁さん(ドイツ国立ミュンヘン音楽大在籍)を迎えた。    1部の冒頭、日本フィルの平井理事長は「コロナで打撃を受けているが、この会館に来られるのを楽しみにしてきた。4カ月の自粛や無観客演奏などを経て、お客さまあっての音楽と実感。会場で心の通い合いができてありがたい」。指揮者の広上さんは「音楽は無形に思えるかもしれないが、心に響く栄養分をつくる。世の中どの分野も厳しい状況だが、待ち焦がれて入ってきてくださるお客さまの温かい声援に応え、心を込めて演奏することで皆さんと心の交流を続けていきたい」と話した。    プログラムはモーツァルトが16歳で作った「ディベルティメントニ長調」と、今年生誕250周年のベートーベンの傑作「バイオリン協奏曲ニ長調」。広上さんのダイナミックな指揮、山根さんや楽団員の奏でる表情豊かな音色が観客を魅了した。午前のアンコールでは、山根さんがバッハの「無伴奏バイオリンのためのパルティーダ第2番よりアルマンド」、日本フィルは「シューマンのトロイメライ」を演奏した。 

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