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荘内日報社

「生まれかわり」人生儀礼を体験 出羽三山親子巡礼・二分の一成人式

 鶴岡市の羽黒山で18日、親子向け体験プログラム「出羽三山親子巡礼・二分の一成人式」が行われ、庄内地域の10歳前後の小学4、5年生と保護者6組12人が頭に真っ白な宝冠を着けて杉並木の石段を登り、「生まれかわり」の人生儀礼を体験した。

 出羽三山門前町プロジェクト(吉住登志樹代表)と、旅行企画などを手掛ける鶴岡市のめぐるん(加藤丈晴社長)が、環境省の「国立・国定公園への誘客推進事業」の採択を受けて企画、実施。鶴岡市や酒田市、庄内町から参加者があった。

宝冠姿で石段を登り、二分の一成人式で「生まれかわり」を体験する子どもたち

 鶴岡市羽黒町手向の宿坊で宝冠の着け方を教えてもらい、山伏の先導で2446段の石段を登り、山頂の出羽三山神社を参拝した。子どもたちは「疲れたけど、自分も少しは変わることができた気がする」「山のことをいろいろと知ることができ、楽しかった」など感想を話し、保護者は「二分の一成人式ということで、子どもが生まれて10年もたつんだ、自分も母親として10年なんだと感慨深かった」「親子それぞれが体験して感じたことを話すという場の設定がとても良かった。親子で貴重な体験ができた」と話していた。

 同プロジェクトとめぐるんは来年以降もPTA行事などで親子体験を受け入れていく方針で、同プロジェクトの早坂一広副代表は「子どもたちと親の若い世代に地元の取り組みを知ってもらい、自然な形で地域の精神文化の接点をつくっていければ。江戸時代には15歳の元服に出羽三山詣での風習があったと聞く。10歳の二分の一成人式や15歳の元服、20歳の成人など節目の折に、この地域の精神的なルーツの形成に寄与していければと思っている」と話していた。

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