確認表示板の記載内容を確認する職員たち（福勝寺で）

　宇部市は１９日、違反建築防止週間（１５～２１日）の一環として公開建築パトロールを実施した。建築指導課の職員が３１カ所の建築現場を点検。確認表示板の未掲示が２件あり、口頭で注意した。 　 　建築基準法の周知と、建築確認や検査といった関係手続きの徹底を図り、違反建築物の防止、建築物の質の向上、良好な市街地環境の形成に努めることが目的。確認済証交付者や建築主の氏名などが記載された確認表示板の設置、仮囲いや落下物の保護などの安全状況を確認した。 　 　昭和町４丁目にある福勝寺（原田法道住職）の納骨堂の建設現場には３人の職員が訪問。工事現場管理者の立ち会いの下、現場の状況を確認するとともに、同法の順守を呼び掛けた。