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西表野生生物保護センター 展示コーナーなど改修へ 21年度中に工事完了予定

改修工事が行われる西表野生生物保護センター

 環境省が2021年度中の工事完了を予定する西表野生生物保護センターの改修の実施計画などが始まる。展示コーナーの全面改修のほか手狭になっているレクチャールームの規模拡大を予定する。イリオモテヤマネコとカンムリワシの保護施設の建て替えは本年度中の完成を予定する。

 センターはことしで築25年を迎え、建物や展示施設、保護施設の老朽化が目立つことから改修が決まった。改修工事設計業務はアトリエ・門口(本社・うるま市)が約2200万円で請け負った。

 工事は来年度着手予定で改修後は、展示内容の充実や職員の増員を行い、営業時間も現在の午前10時から午後4時を延長し、祝日の開館も実施する予定。

 現在は非公開となっているイリオモテヤマネコの保護施設は保護個体がいない時は施設見学を実施し、保護個体がいる時はモニター越しでの見学を視野に入れる。

 開館時間の延長や悪天候時の有効活用を求める声もあることから同センターの竹中康進上席自然保護官は「観光客がセンターに立ち寄ることで、西表の自然を学べるような施設にしたい」と話し、工事中のセンター開館については「完全休館はなるべく短期間に抑えるように行っていきたい」との方針を示した。

 改修工事は、世界自然遺産推薦地「奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島」の保全管理拠点施設「世界遺産センター(仮称)」の整備とは別で国際観光旅客税などを充当する。

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