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荘内日報社

旧小堅小のグランドピアノ 加茂水族館が新たなステージ

旧小堅小のグランドピアノが加茂水族館に。磨かれた漆黒の表面に、揺らめくクラゲを映しながら音色を響かせた=2日夜

 2015年3月に閉校した鶴岡市の旧小堅小学校で長年使われてきたグランドピアノが、鶴岡市立加茂水族館の大型水槽「クラゲドリームシアター」の前に置かれることになった。2日夜、同水族館で開かれたコンサートでお披露目。クラゲの揺らめく新たなステージを得て、再び音色を響かせ始めた。

 小堅小は、少子化に伴う市の学区再編計画に基づき、15年3月で閉校。翌4月からは三瀬、由良の両小学校と統合し、旧三瀬小を校舎に「豊浦小」として再出発した。小堅小のピアノは30余年前から音楽の授業や式典などで使われてきたもの。閉校した小学校の備品は別の施設で再利用されるケースもあるが、同校のピアノは引き取り手がなく、音楽室で保管されていた。

 今回のピアノの移管は、同館でのライブコンサート開催が決まった後、奥泉和也館長がコンサート8日前の先月24日になって「市の施設で使っていないピアノがあるかも」と思い付き、市に問い合わせたのがきっかけ。年数もそれほどたっていない小堅小のピアノに白羽の矢が立った。市では、教育委員会から市の観光施設を管理する観光物産課へのピアノの所管換え手続きを急きょ行い、コンサート2日前の11月30日に小堅小から水族館へ搬送した。

 前日の1日に調律を担当した鶴岡楽器の大沼祐介さん(39)は「ほこりをかぶって音楽室にぽつんとあり、かわいそうだった。なかなかのおばあちゃんで鍵盤の戻りや音の力も心配した」と振り返る。

 コンサートではブルースギタリストの高谷秀司さんとシンガー・ソングライターの小川紗綾佳さんによる音楽ユニット「神雅氣―shinki―」が出演。奥泉館長がピアノの来歴を紹介した。大水槽の前に集まった観客約60人の中には、旧小堅小ゆかりの人も。閉校時に教頭だった中村ちか子さん(55)=庄内教育事務所主任指導主事=は、「輝きを取り戻したよう。地域の人もピアノも喜んでいると思う」と感激した様子で演奏を聴いていた。

 奥泉館長は「小堅と加茂とどちらも海でつながっている地域。素晴らしいピアノが来て良かった」と話した。ピアノは今後も加茂水族館でのコンサートなどで活用される。

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