全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

景観に調和 「三風モデル」の看板設置 上伊那地方

箕輪町の広域農道沿いに設置された「三風モデル」の看板(三風の会提供)

上伊那地方の産学官で組織する「三風の会」が導入を進めている統一デザインの「三風モデル」の看板について、箕輪町と同町の広域農道沿いの4区が協働で設置を進めている。看板の集約化も図り、伊那谷の自然と調和した統一感のある景観をつくり出す。同会は「地域が主体となった景観保全の取り組み」として高く評価している。

三風モデルは、土・大地をイメージした「伊那谷ブラウン」と呼ぶ濃い茶色を基調とし、景観に配慮した機能的でシンプルなデザインが特徴。同会は伊那谷の美しい風景を守り、後世に受け継いでいこうと、上伊那を南北に貫く広域農道を「伊那谷風土記街道」と名付け、モデルルートとして三風モデルの看板の導入を進めている。

同町は今年度、地域の活性化や課題解決の取り組みを支援する「地域総合活性化事業交付金」の重点事業として三風モデルの看板設置を取り上げ、積極的に後押し。広域農道沿いの中曽根、富田、上古田、下古田の4区が同事業を活用して地区名の看板を付け替えることを決め、順次設置を進めている。これに合わせて公共施設や企業、隣接する区の看板の集約化も進め、景観との調和を図る。

町企画振興課まちづくり政策係の笠原直也さんは「今までは色やサイズがバラバラだった。三風モデルは落ち着いた色調で伊那谷の自然の風景に溶け込む」とし、「町としても景観保全に力を入れている。理想的な形で町と区が協働で取り組むことができた」と話した。

同会によると、三風モデルの看板はこれまで公共施設や企業の看板が中心だったといい、今回の看板設置について「地域が主体となった景観保全の取り組みで、景観への意識が高い地域だと思う」と評価。「こうした取り組みがモデルとなって広がっていくよう引き続き取り組んでいきたい」としている。

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク