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なぜ古賀村は消え失せた? 文献資料編纂会「尖閣諸島盛衰記」を発刊

 【那覇】尖閣諸島に関する資料の発掘や収集調査、整理保存などを行う学術団体「尖閣諸島文献資料編纂会」(新納義馬会長)はこのほど、「尖閣諸島盛衰記―なぜ突如、古賀村は消え失せた?―」(国際印刷)を発刊した。明治期に尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏の歴史を記している。

 同書は、日本財団や県内諸団体の事業助成を得て同会がまとめた2017年の調査報告書の一部を抜粋し、カラー版にしたもの。

 同書によると、古賀氏は1896(明治29)年に魚釣島や久場島などで開拓に着手。魚釣島に建てた本拠地「古賀村」は海産物やアホウドリ羽毛採取、鳥のはく製やかつお節製造で繁栄した。残存する記録では約100戸240人余の移住民でにぎわったとされる。

 一方、1912(大正元)年以降、古賀村の消息が途絶えた。アホウドリ乱獲などの略奪経営で採算が取れなくなって撤退したと紹介する風説があり、これに同会が疑問を持ち資料を調査。63年に石垣島測候所が出した「石垣島災害資料」で12年8月に尖閣諸島を台風が襲い、壊滅的な被害をもたらしたことを明らかにした。さらに古賀氏がアホウドリの捕獲制限をするなど保護策を講じていたことも解明した。

 ことしは古賀氏が亡くなって102年を迎える。同会の國吉眞古事務局長は「尖閣開拓の本当の姿や古賀氏の真の人間像を多くの県民に知ってほしい」と呼び掛けている。

 同書はB5判、165㌻。1500円(税込み)。市販はしておらず、同会のホームページ(https://senkakudmca.zouri.jp)やメール(senkakudmcaa@gmail.com)で注文できる。問い合わせは(098-884-1958)。

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