十勝ワイン仕込み開始 池田

手際良くブドウの選別が進むワイン仕込み作業
2020年産のブドウを使った十勝ワインの仕込み作業が25日、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(佐野寛所長)で始まった。
午前8時半、関係者が操業の安全を祈願。勝井勝丸町長は「事故なく、いいワインを造ってほしい」と職員を激励した。後志管内産の白ワイン用ブドウ「バッカス」や、町千代田地区にある直営のブドウ畑で収穫した赤ワイン用の「清見」などが、ワイン城東側のB倉庫に運び込まれた。
運び込まれたブドウは品質は平年並み、収量は平年を上回る見通し。小さな枝を取り除く機械にかけた後、汚粒などを手作業で選別し、4品種12トンを仕込んだ。仕込み作業は10月中旬からは交配品種の「山幸」と「清舞」なども加え、10月末まで行われる。
20年産の白、ロゼワインは早ければ来春、赤ワインは熟成期間を経て2、3年後にそれぞれ店頭に並ぶ予定。
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