MVPに美崎牛1年分 ラミゴ公式戦
MVPに美崎牛1年分を贈る美崎牛本店の美崎信二代表取締役社長(右)=12日夜、台湾桃園市の桃園国際球場
【台湾桃園市】台湾政府が昨年9月に日本からの牛肉輸入を解禁したことを受け、2月から台湾向けに出荷している美崎牛本店(美崎信二代表取締役社長)は11日から3日間、台湾のプロ野球チーム、ラミゴが桃園国際球場で公式戦を行うのに合わせて開催の日本関連イベントに参加し、12日はこの日の試合でMVPの廖健富(リャオ・ジエン・フ)捕手に美崎牛1年分を贈った。観衆1万4000人が見守る中での贈呈に、美崎社長は「台湾の人たちに美崎牛を知ってほしい」と期待を語った。 同社はこれまでに毎月6~10頭を台湾向けに出荷し、口コミで個人客を中心に販売している。提携している台湾の食品卸売会社は台北市内で美崎牛のレストラン開設を準備している。 イベントでは美崎牛を使ったすしを1パック(2個入り)250元(約920円)で販売。1日ごとに500パックを用意してほぼ完売。試合では、電光掲示板で美崎牛のPRも行われた。 美崎社長は「台湾の人たちに美崎牛を認めてもらえるように辛抱強く取り組みたい。美崎牛を食べるために石垣へ行くという人が来るようになれば世界中から石垣に客を呼べる。それが最大の目標」と話している。 イベントは日本のプロ野球チームとタイアップして行い、千葉ロッテのマスコット「謎の魚」も登場して意外性のあるアクションでスタジアムを盛り上げた。 台湾のプロ野球は1リーグ制で4チーム。ラミゴは昨年優勝し、今季は12日の試合終了時点で1位。(松田良孝通信員)
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