海中の生物について説明を受ける生徒たち＝12日、小浜港沖（提供）

　【小浜】小浜小中学校ＰＴＡ子ども育成部（内田美里部長）主催のスキューバダイビング体験が12日、小浜港沖で行われ、同校の生徒16人が海洋生物の観察を楽しんだ。

　同校では２０１９年度から始まった竹富町の「海洋教育」指定校として、総合的な学習の時間を活用して海洋ごみ問題などの学習に取り組んでいる。今回の体験もその一環として行われた。

　ダイビング体験を終えて中学３年の大久禮君は「コロナ禍で中止となった行事もあり残念だったが、（同体験を通して）楽しい思い出ができ感謝している。小浜島の海のすばらしさを伝えていきたい」と話した。

　中学１年の藤吉紫湖さんは「初めてダイビングを体験し、とても楽しかった。魚が泳いでいるのがはっきり見えた」と喜んだ。

　同校では、27日に小学生向けのシュノーケリング体験を行う予定。