狙いを定めて玉入れする児童ら＝13日午前、白保小学校（提供）

　石垣市立白保小学校（入嵩西清幸校長・児童１０８人）としらほ幼稚園（園児１人）の運動会が13日、同校グラウンドで行われ、子どもたちが徒競走やリレー、エイサーなど多彩な種目で躍動した。ことしは新型コロナウイルスの影響で午前中のみに短縮されたが、創立１３０周年となる節目の運動会を元気いっぱいにやり遂げた。

　ことしは親子リレーや班別リレーなどのＰＴＡ種目をカットし、子どもたちだけの種目となり、幼稚園・低学年によるダンスと玉入れ、５、６年生による勇壮なエイサーなどが行われた。

　また、豊年祭のムラプーリンが中止となったことから、今回は特別に鼓笛隊を発表。練習の成果を堂々と披露した。最後は全児童でバトンをつなぐ紅白リレーで競技を締めくくった。

　入嵩西校長は「こういう状況の中、無事に成功させることができてほっとしている。子どもたちが短期間で一生懸命頑張ってくれた。職員そして保護者のバックアップにも感謝したい」と語った。

　また同校創立１３０周年事業期成会の迎里和八会長が会場内でシークワーサーを販売し、売り上げを期成会に寄付した。