全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

宇部日報社

苦境の外食産業、出張サービスに活路

利用者の目の前ですしを準備する店員(ドリームライフアポロで)

 新型コロナウイルスへの警戒感から外食控えが続く中、宇部市中央町1丁目の山口すし酒場一代目豊(野上裕太社長)は、店で待つのではなく、客の方へ出向くことに活路を見いだそうと「出張すしサービス」を始めた。第1弾として15、16の両日、中宇部の山口アポロ石油介護事業部ドリームライフアポロ(塔野義浩社長)を訪問。敬老祝賀会で握りたてを提供し、喜ばれた。    居酒屋など〝夜の店〟を中心とする外食産業は苦境に立たされており、野上社長によると同店の売り上げも7割減。「テークアウトを行ってはいるが、総菜や弁当など中食のプロにはかなわない。スタッフと共にコロナを乗り越える新しい道を協議し、出張サービスにチャレンジしようと考えた」と言う。将来的には事業所以外に、個人宅への出張も想定している。    アポロでは店ののれん、ちょうちんを掲げ、スタッフ5人が総出でトロ、ヒラマサ、シャコ、ホタテなど8貫の上ずし(2500円)を準備。初日はサポート付き高齢者向け住宅の入居者25人、2日目はデイサービスの利用者47人に提供した。「おいしいものを楽しんでほしいとの思いを込めた」と森賀寿雄さん。    受け入れた同施設でも、外食ムードを演出した。施設職員も同店から借りたTシャツ・前掛けの制服姿で給仕し、天ぷら、茶わん蒸し、マツタケ入り吸い物などを併せて提供。一人一人にメッセージカードも書いた。食後はスタッフがバンド演奏や花笠音頭を披露。出張してくれた同店には「シニアに優しい店」の認定証を贈って、感謝した。      

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク